隠れ貧血を予防しましょう1
和らぎふくろうです
今日は隠れ貧血についてお話したいと思います。
女性や成長期のお子さんが不足しやすい鉄分。
日本では20代~40代の女性の約40%が隠れ貧血と言われているそうです。
《健康診断では分からない「隠れ貧血」とは?》
血液中のヘモグロビンは、各臓器や組織に酸素を運ぶ働きをしています。
ヘモグロビンの材料は【鉄】で、体内の鉄が不足すると
酸欠=貧血症状が現れます。
鉄の60~70%は赤血球の中のヘモグロビンに含まれます。
残りの一部は肝臓など臓器にあるフェリチン(たんぱく質)に貯蔵されていますが、
鉄不足が起こるとフェリチンに含まれる貯蔵鉄が血液中に放出し、
血液中の鉄分濃度を保つ仕組みとなっています。
血液検査でヘモグロビンの数値が正常範囲でも、
フェリチン値が低いと
(=鉄が足りないから肝臓などにある貯蔵鉄が使われてる)
貧血のような症状が現れやすくなります。
これが隠れ貧血(潜在性鉄欠乏症)です。
《隠れ貧血チェックリスト》
□寝起きが悪くだるい
□疲れやすい、なんとなく体がだるい
□髪の毛がよく抜ける
□首肩コリがある
□顔色、爪の色が白っぽい
□目の下にクマができやすい
□動悸、息切れがある
□肌荒れやくすみがある
□睡眠不足である
□インスタント食品や冷凍食品を頻繁に食べている
□冷え性
□よくめまいや立ちくらみがする
□外食や市販の弁当、お惣菜が多い
□イライラしやすいまたは落ち込みやすい
*当てはまる数が多いほど、隠れ貧血の可能性が高くなります。
いかがでしたか?
次回《隠れ貧血を予防しましょう2》で
鉄摂取についてお伝えしますね